トップページ › フォーラム › 山中さんチュートリアル【チューター:榊プロフェッサー】 › トリートメント② 【山中さんのチュートリアル】
-
投稿者投稿
-
2023年2月27日 15:09 #5967
リトル大学院 事務局
キーマスタートリートメント② 【山中さんのチュートリアル】です。
2024年10月19日 10:46 #8216山中麻莉菜
モデレーター●施術前の髪(や肌)の状態
・20代女性
・全頭ブリーチ2回
・2ヶ月に1度リタッチブリーチ
・毛先にアイロンの熱による硬化あり
・ダメージによる軽いうねりが出ている●目指す仕上がり
・パサつきを抑え、質量のある仕上がり●施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
・シャンプー
Toitoitoiシャンプーバブリング→タオルドライ
↓
・トリートメント工程
全体にBYAC塗布→揉み込み→
毛先中心にパワードβ→揉み込み→
ヘマヘマ(10倍希釈)→チェンジリンス
↓
(BYAC、パワードβ、ヘマヘマを手応えを感じるまで繰り返す)
↓
水洗
↓
シブミンEX(5倍希釈)チェンジリンス
↓
3種混合原液:neoミスト(5倍希釈)
スチームミストを当てながら揉み込み
↓
リケラプラス3Dリノベータークリーム
スチームミストを当てながら揉み込み
↓
チェンジリンス・タオルドライ
↓
ポリK(10倍希釈)
↓
チェンジリンス・タオルドライ
↓
全体にハイエマルジョン、毛先中心に特トリを塗布
↓
超音波アイロン
↓
ヘマヘマ(10倍希釈)→キトキト(10倍希釈)
↓
・アウトバス
リケラミスト、アジアンムーン●各施術工程の意図
【BYAC/パワードβ/ヘマヘマ】
毛髪強度アップ、土台作り/
収斂、やさしく等電点に導く/
BYACパワードβの定着を促す【シブミンEX】
ケラチンとCMCの結びつき強化
BYAC臭の消臭【3種混合原液:neoミスト】
路づくり、穴埋め
【リケラプラス3Dリノベータークリーム】
AEDSケラチン導入
しっとりさを重視し、クリームタイプを選択【ポリK】
膨潤した髪の毛を引き締める【ハイエマルジョン/毛先中心に特トリ】
軽く収斂しながらセラミドCMC補給/接着【ヘマヘマ/キトキト】
定着/キューティクル補強、等電点を目指す●修正を加えた箇所
なし●修正の理由
なし●結果及び考察
・強度の低下により出ていたクセのようなうねりが収まりました。脂質等を入れ込んでからポリKを使用していましたが重く、硬くなることを考慮し今回は順番を入れ替えました。Attachments:
You must be logged in to view attached files.2024年10月28日 12:16 #8219lsbrain-sakaki
モデレーター大変お待たせしました 今回もよろしくお願いします。
この施術をセミナーや動画などで披露した場合、受講者さんに伝えたい事や技術的なポイントを教えてください。
2024年11月1日 12:14 #8220山中麻莉菜
モデレーター榊さん
今回もよろしくお願いいたします。今回の施術を受講者さんに伝えたいポイントは、まずはダメージさせないということです。ダメージしてしまった髪の毛に処理剤を入れ込んでいくのが今回のトリートメント施術ですが、その際にさらにダメージさせることはあってはならないことです。ですので、どんなことが原因で起こってしまったダメージなのかをしっかりと理解した上で、髪の毛の扱い方や処理剤の入れ込み方等の手技をしっかりとお伝えしたいと思います。
2024年11月14日 17:13 #8221lsbrain-sakaki
モデレータートリートメント施術において、さらにダメージさせることはあってはならないということですが、どのような事をしたらトリートメント施術にてダメージさせてしまう事になるか例を上げて教えてください。
2024年11月23日 16:52 #8222山中麻莉菜
モデレータートリートメント施術においてのダメージさせる可能性としましては、まずはやはり髪の毛の扱い方です。シャンプー、タオルドライ、処理剤塗布などの髪の毛に触れる全ての工程で負担をかけることがあってはいけません。(トリートメントに限らず全ての施術共通)
髪の毛に触れ、施術する際は
・根本から毛先にむかって(キューティクル方向)
・入れ込む際は優しく揉み込む(横からの圧には強いため)
・引っ張ったり捻ったりしない
これは徹底しています。2024年11月27日 15:10 #8223lsbrain-sakaki
モデレーターおっしゃる通りすべての施術において手技、毛髪の扱いは大事ですね。講習やプレゼンの折りにはしっかりと伝えたいポイントですね。
今回ブリーチ毛に対してのトリートメントなわけですがブリーチ毛に対してトリートメントを行う場合しっかり効かす、持ちをよくするコツなどがあれば教えてください。2024年11月28日 17:58 #8224山中麻莉菜
モデレーターブリーチ毛やハイダメージ毛はそのダメージから親水毛または吸水毛になっていることが多いため、水分調節を大切にしています。本来は処理剤で埋めたいダメージのボイドに、水が入り込みやすいため処理剤が効きにくく、表面に溜まるだけになってしまいます。そうすると効果が出にくかったり、持ちが悪くなってしまいます。中に効かせたい処理剤(タンパク質やCMC等)を塗布する際は、優しくタオルドライ(水抜き)をしてから効かせます。この水分調節が処理剤を狙い通りにしっかり効かせる肝になります。
2024年12月4日 15:31 #8225lsbrain-sakaki
モデレーター私も粧剤を使用する場合の毛髪の水分量はかなり気を使っております。特にトリートメントにおいては大きくその効果に影響すると思います。プレゼンの際には外せないポイントですね。
脂質等を入れ込んでからポリKを使用していたが、重く硬くなることを考慮し今回は順番を入れ替えたとありますが、どの時点でこの順番が決定されたのでしょう?
また、この順番の見極めを教えてください。2024年12月11日 19:28 #8226山中麻莉菜
モデレーターポリKを入れるタイミングを変更した点についてですが、日々お客様に施術していく中でより柔らかく、しなやかな仕上がりにならないかと模索しました。収斂のためのポリKのタイミングで少し硬さがありましたので、入れ込むタイミングを変更いたしました。
順番の見極めについては、脂質を導入してからポリKを塗布した方がしなやかさが残りましたので、ポリKによる収斂が必要な髪の毛に対して現在はこの準備で施術しています。2024年12月13日 14:00 #8227lsbrain-sakaki
モデレーターありがとうございます。トリートメントの施術をプレゼンする場合、行程や使用粧剤の根拠とともにその判断やそれに至る見極めなどをしっかり伝えることが大事ですね。私も各々チャート的な道筋が示せたらといつも思っております。
それではトリートメント②お疲れ様でした、次へ進みましょう。2024年12月26日 12:38 #8228山中麻莉菜
モデレーター榊さん
ありがとうございます。
工程や粧材の為す意味、判断方法を伝える。
これを課題に取り組んでいこうと思います。次回もよろしくお願いいたします。
-
投稿者投稿
- このトピックに返信するにはログインが必要です。