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山中麻莉菜

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    毛羽立ちは水分量が関わっていると思いますので、重さではなくしなやかさで収めるとすると、さらさらシードの追加や各処理剤をより定着させる行程を組み込みます。湿熱や、遠赤外線照射器等を利用することで定着を促します。
    榊さんでしたらどのように処理されるでしょうか?お聞かせいただけると幸いです。

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    AEDSケラチン導入後にハイエマルジョンを使用した理由ですが、重たくなりすぎないようにというのが1番の理由です。AEDSケラチン自体の導入はリケラリノベーターでしっかりと入れ込み、その後のCMC補給はリケラエマルジョンに比べて軽めの仕上がりになるハイエマルジョンを選択しました。

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    シブミンEXには柿渋とグルコン酸亜鉛が含まれています。
    柿渋の主成分であるカキタンニンは高分子ポリフェノール、グルコン酸亜鉛はCMCに存在する亜鉛を補給する役割があります。このポリフェノールと亜鉛が組み合わされると、ケラチンとCMCを接着する効果が得られ、これによって後に入れ込むケラチンタンパク質とCMCの結びつきが強化されます。

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    ダメージした髪の毛はマイナスの電荷が多くなり、膨潤してしまいます。まとまりにくく、膨らんでしまう原因の1つがこれです。また、髪の毛の強度はS-S結合の数と比例します。

    BYACの補修成分であるアミジノシステインはプラスの電荷を持っているため、ダメージ部のマイナス電荷と結合し安定します。また、アミジノシステインはSH基を持っており、空気酸化することで髪の毛内部にS-S結合をつくることができます。これにより、毛髪強度がアップします。
    さらにケラチンも配合されているため、強度のアップ・維持が期待できます。

    ヘマヘマに含まれる、ヘマチン・銅クロロフィンナトリウムはタンパク質やPPTを架橋(定着)する作用があるため、BYACによる毛髪強度アップの効果を定着させてくれます。
    また、BYACに含まれるごく微量の還元効果(SH基)の封鎖もしてくれるのでBYACとヘマヘマはセット使いしています。

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    榊さん、今回も精一杯やらせていただきます。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    ご質問に答えさせていただきます。
    今回、熱変性したたんぱく質を緩めるために【浸透促進原液:neoミスト】を使用しました。
    浸透促進原液に配合されている尿素は水を抱え込み、髪の毛を柔らかくふやかしてくれる効果があります。熱変性を起こした髪の毛は元には戻せませんが、硬化した髪の毛を少しでも柔らかくし、後の処理の効果を最大限に発揮させるため使用しました。
    また、ダメージ毛は脂と仲が良く水を疎む特徴があるため、水を抱え込んでくれる尿素(浸透促進原液)をneoミストで希釈することで、ナノ化CMCによる路の確保・整備も促し、この後の処理剤が浸透しやすくなります。

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    ●施術前の髪(や肌)の状態
    ・30代女性
    ・半年に1度ストレート
    ・2ヶ月に1度アルカリカラー
    ・毛先にアイロンの熱による硬化あり
    ・職業柄髪の毛を結ぶことが多く、その部分に切れ毛あり

    ●目指す仕上がり
    ・しなやかでまとまりのある仕上がり

    ●施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
    ・シャンプー 
    Toitoitoiシャンプーバブリング→タオルドライ

    ・トリートメント工程
    浸透促進原液:neoミスト(5倍希釈)を全体に塗布。
    スチームミストを当てながら揉み込み→チェンジリンス

    毛先中心にBYAC塗布→揉み込み→
    ヘマヘマ(10倍希釈)→チェンジリンス

    (BYAC、ヘマヘマを手応えを感じるまで繰り返す)

    水洗

    シブミンEX(5倍希釈)チェンジリンス

    3種混合原液:neoミスト(5倍希釈)
    スチームミストを当てながら揉み込み

    リケラプラス3Dリノベーターローション
    スチームミストを当てながら揉み込み

    チェンジリンス・タオルドライ

    全体にハイエマルジョン、毛先中心に特トリを塗布

    超音波アイロン

    ポリK(10倍希釈)→ヘマヘマ(10倍希釈)→キトキト(10倍希釈)

    ・アウトバス
    リケラミスト、アジアンムーン

    ●各施術工程の意図

    【浸透促進原液:neoミスト】
    熱変性したたんぱく質を緩め、剤の浸透を促す

    【BYAC/ヘマヘマ】
    毛髪強度アップ、土台作り/BYACの定着を促す

    【シブミンEX】
    ケラチンとCMCの結びつき強化
    BYAC臭の消臭

    【3種混合原液:neoミスト】
    路づくり、穴埋め
    【リケラプラス3Dリノベーターローション】
    AEDSケラチン導入

    【ハイエマルジョン/毛先中心に特トリ】
    軽く収斂しながらセラミドCMC補給/接着

    【ポリK/ヘマヘマ/キトキト
    緩みを引き締める/定着/キューティクル補強

    ●修正を加えた箇所
    なし

    ●修正の理由
    なし

    ●結果及び考察
    ・歪みや膨らみが収まり自然な艶が出た一方、毛先の毛羽立ちが抑えきれなかったのが課題です。

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    榊さんありがとうございます!
    参考にさせていただきます。

    次回もよろしくお願いいたします。

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    今回は前処理で疎水毛を目指した為、カラー剤はシンプルに単品で使用しました。しかし、榊さんの仰るとおり、リノベーターの添加で更なる相乗効果もあったと思います。
    ひとつ質問をさせてください。
    榊さんでしたらカラーでリノベーターを使用する際、カラー剤に添加しますか?それとも前処理段階でリノベーターを入れ込みますか?お答えいただけますと幸いです。

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    ブリーチ後のカラー塗布で特に注意した点は、次のアルカリカラーに備えて疎水に導くことです。
    そのままカラーをしてしまうと狙った発色にならなかったり、シャンプーで色が流れてしまう可能性があります。
    今回リタッチした根本に加え、カラーやブリーチを何度か繰り返している中間・毛先を均一な状態にするために前々処理・前処理を行いました。ケラチンや脂質の低下がみられた為、それらを補う必要がありましたが、まずはそれを留めておく強度を持たせることが重要だと判断しました。
    BYACパワードβで強度回復処理をし、その後にケラチンや脂質の補給、収斂、pH調整を行いました。

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    髪の毛は摩擦に弱いため、ダメージの原因の1つになります。
    ブリーチ施術に限らずですが、薬剤施術をした髪の毛はキューティクルが立ち上がりナイーブになっている状態がほとんどです。シャンプーの際、摩擦が起きない様細心の注意を払いますが、ゼロにはできないと考えています。そのため薬剤の反応をストップさせ、キューティクルを閉じ、極力髪の毛の状態を整えてからシャンプーに移りたいと思い今回の工程にしました。
    また、シャンプーの際もゴシゴシと洗うのではなく、根本から毛先に向かうキューティクル方向に逆らわないよう、優しく手櫛を通すイメージでブリーチ剤が残らない様除去していきます。

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    榊さん
    今回もよろしくお願いいたします。

    リノベータークリームの添加割合を変えることがあります。
    毛髪強度を保つために添加しますが、MAXで20%ととしています。以前添加割合を比較した所、20%までですとブリーチ力にさほど変化がありませんでした。逆に20%以上のものはブリーチに減力が見られたためです。
    今回のモデルさんのように比較的ダメージを受けやすい毛髪や、明るくなりやすい毛髪は20%。強度があり、俗に言う色が抜けにくい(明るくなりにくい)毛髪には5%や、10%と使い分けをしています。

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    ●施術前の髪(や肌)の状態
    ・新生部2cm
    ・2ヶ月に1度リタッチブリーチとアルカリカラー
    ・ダメージレベル 中間〜毛先5レベル
    ・毛先に複数回のブリーチ履歴
    ・アイロン使用による熱ダメージが多少ある

    ●目指す仕上がり
    ・ブリーチ後ブルー系のグラデーションカラー

    ●施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
    ・リタッチ塗布
    パウダーブリーチに3Dリノベータープラス(クリーム)20%を混ぜたもの OX3%2倍
    塗布後20分放置

    ・流し、後処理
    ブリーチをしっかりと流した後、ヘマヘマ(10倍希釈)→シブミン(5倍希釈)→キトキト(10倍希釈)

    ・シャンプー
    toitoitoiシャンプー

    ・前前処理
    BYAC、パワードβ繰り返し→ヘマヘマ(10倍希釈)→チェンジリンス

    ・前処理
    3種混合原液:neoミスト(5倍希釈)揉み込み
    毛先中心に特トリ→超音波アイロン→ポリK(10倍希釈)を塗布
    キトキト(10倍希釈)塗布、チェンジリンス

    ・カラー塗布
    根本〜中間 8トーンのブルーバイオレット系
    毛先 根本のカラー剤にベージュをミックスしたもの
    塗布後20分放置

    ・中間処理
    ヘマヘマ(10倍希釈)→シブミンEX(5倍希釈)→特トリ→キトキト(10倍希釈)複数回→乳化、チェンジリンス

    ・流し、シャンプー
    toitoitoiシャンプー

    ・後処理
    ヘマヘマ(10倍希釈)→リケラエマルジョン→特トリ(毛先)→ポリK(10倍希釈)→キトキト(10倍希釈)→チェンジリンス

    ・トリートメント
    toitoitoiトリートメント

    ・仕上げ(ハンドドライ)
    リケラミスト、 アジアンムーン

    ●各施術工程の意図
    ・リタッチ塗布
    【パウダーブリーチに3Dリノベータープラス(クリーム)20%】
    なるべく負担をかけずにブリーチするためリノベーターを使用

    ・後処理
    【ヘマヘマ→シブミン→キトキト】
    ブリーチのデトックスとph調整
    流し、シャンプーによる摩擦ダメージを防ぐ

    ・前前処理
    【BYAC、パワードβ繰り返し】
    BYACによる強度回復と脂質導入、収斂
    手応えを感じるまで繰り返しました
    【ヘマヘマ】
    定着

    ・前処理
    【3種ミスト】
    穴埋め
    【特トリ】
    脂質導入、接着
    【ポリK】
    ブリーチ、ダメージにより膨潤した毛髪を収斂
    【キトキト】
    ph調整、キューティクルの立ち上がりを抑えカラー塗布による摩擦ダメージ軽減

    ・中間処理
    【ヘマヘマ】
    酸化重合によるカラーの最終発色と定着を促す
    【シブミンEX(5倍希釈)】
    消臭、ph調整
    【特トリ】
    ここでも脂質の導入を行う
    【キトキト複数回】
    毛髪を等電点に戻すため、締まったと感じるまで複数回行う

    ・後処理
    【ヘマヘマ】
    残留過水除去
    【リケラエマルジョン】
    液晶性コレステロール、AEDSケラチン導入
    【特トリ】
    セラミド、コレステロール補給、接着
    【ポリK】
    収斂
    【キトキト】
    ph調整、外壁補修

    ●修正を加えた箇所
    なし

    ●修正の理由
    なし

    ●結果及び考察
    強度回復、ph調整の効果がしっかり出て、硬くなっていた毛先もしなやかに仕上がりました。

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    ありがとうございます。
    次回もよろしくお願いします。

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    榊さんありがとうございます。
    回数や手順としてではなく、髪の毛の状態を見極めておられることを改めて感じました。見習わせていただきます。
    脂質で空洞を埋めたあとにBYACでシめる、ですね。
    私もそのイメージで行ってみます。
    ありがとうございます。

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    ありがとうございます。
    仰る通り、この工程がとても重要だと感じています。
    前処理をするため土台づくりとして大切な、前処理の為の前処理として考えています。

    今回BYAC単品で使用したことについてですが、まずはシンプルに強度回復を優先させるために単品での使用を選択しました。脂質も必要な状態でしたが今回はBYACの効果をしっかりと手で感じたかった為、それぞれ別の工程で使用しています。

    榊さんに1つ質問させてください。
    今回、BYACの工程が1度では効果が足りないと感じた為何度か繰り返しました。榊さんでしたら、効果がもう少し欲しいと感じた場合どうされますか?
    もし繰り返し使用するとしたら、BYACと脂質を組み合せて使用する場合、BYACと脂質の1セットを繰り返しますか?それともBYACを繰り返した後に脂質を入れ込みますか?
    生意気に申し訳ありません。ご教授いただけますと幸いです。

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