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山中麻莉菜

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    ●施術前の髪(や肌)の状態
    ・20代男性 猫っ毛でボリュームが出にくい
    ・遠方にお住いのため、半年に1度のご来店 その間他店でカットパーマ
    ・毛先ダメージレベル2程度(カットしました)
    ・通勤時の日焼け、職業柄、頭皮にエイジング傾向あり

    ●目指す仕上がり
    ・立ち上がりをつけたパーマスタイル

    ●施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
    ・トイトイトーイシャンプーバブリング→タオルドライ

    ・前処理
    いきいき:neoミスト(5倍希釈)塗布

    ・1剤
    ソニルクリープSを塗布し1分放置後カールチェック

    ・中間水洗
    シブミンEX(5倍希釈)→シャンプー台にて水洗

    ・中間処理
    ヘマヘマ(5倍希釈)塗布→リケラプラス3Dリノベーターローション塗布

    ・クリープ
    ラップで乾燥を防ぎ遠赤外線照射器6分

    ・中間処理
    ポリK(10倍希釈)塗布2分放置

    ・2剤
    過水塗布後2分半放置→ロッドアウト→シャンプー台にて2回目の2剤塗布→2分放置

    ・後処理
    ヘマヘマ(10倍希釈)→シブミンEX(5倍希釈)→キトキト(10倍希釈)→チェンジリンス

    ・シャンプー
    トイトイトーイシャンプー→念のためもう1度ヘマヘマ(10倍希釈)→ハイエマルジョン少量塗 布→キトキト(10倍希釈)

    ・トリートメント
    トイトイトーイトリートメント

    (リマサリクリームバス)

    ・アウトバス
    ボリュームアップミスト、ガルバCMCエマルジョン

    ●各施術工程の意図
    ・前処理
    いきいき:neoミスト(5倍希釈)→ハリコシアップ。

    ・1剤
    クリープS→比較的かかりやすい髪質なため、クリープSを使用 1分半ほどで水洗に移りたいので1分でカールチェック。

    ・中間水洗
    シブミンEX(5倍希釈)→消臭。

    ・中間処理
    ヘマヘマ(5倍希釈)塗布→還元剤封鎖。
    リケラプラス3Dリノベーターローション→ケラチン、CMC骨格補強。

    ・クリープ
    遠赤外線照射器6分→分子振動を促進し、クリープを促す。処理剤の浸透促進。

    ・中間処理
    ポリK(10倍希釈)→収斂。

    ・2剤
    シャンプー台にて2回目の2剤塗布→全ての髪の毛に2剤を確実に行き渡らせるための保険。

    ・後処理
    ヘマヘマ(10倍希釈)→カール定着。残留過水除去。
    シブミンEX(5倍希釈)→消臭。
    キトキト(10倍希釈)→等電点に戻す。

    ・シャンプー
    シャンプー後のヘマキト→念のためもう一度。
    ハイエマルジョン→CMC補給。

    ●修正を加えた箇所
    なし

    ●修正の理由
    なし

    ●結果及び考察
    狙った通りの動きで質感も落とさずに仕上げることができました。全ての後処理は毛髪のみに対してでなく、頭皮への処理でもあると改めて意識させられました。

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    榊さんありがとうございます。
    いただいたアドバイスを、次からの伝え方にしっかり活かしていきます。次回もよろしくお願いします。

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    軟化の見極めについて、榊さんの仰るとおり重要です。
    まずは求める髪の毛の状態を明白にしておくこと。
    それに対して薬を効かせた際、どの程度の軟化が必要なのかをしっかりイメージして施術することが必要です。
    私の場合、放置時間をある程度決めておいてから癖に合わせた薬剤を選択します。塗布し始めた時点で軟化が始まっていきますので、その点も加味して時間設定します。(塗布し始めた時点からカウントアップタイマーもスタートさせ、時間の管理をします。)

    軟化の見極め、チェックにつきましては言葉での表現ですと荒歯のコームで極やさしく丁寧にコーミングした際【うにうにと動かなくなったら◯】のイメージで行っております。元のくせの形状に戻ろうとまだ動くようでしたら、もう少しだけ時間をおきます。【髪の毛の体力は残っているが、くせの形状がゆるく大人しくなる】が理想です。

    逆に力無くクタクタになった場合は放置時間が長すぎる、又は薬剤選定ミスです。
    どうしても必要以上のダメージはさせたくないため、やり「すぎる」リスクのある場合はそちらの選択はいたしません。これが【薬で攻めないこと】の真意です。

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    根元のふんわり感(元々のボリューム感)を残すためのポイントは、【薬で攻めないこと】と【足りないものを見極め、補うこと】です。

    今回の場合は根本2cmには薬剤をのせずに施術しております。
    そのため、薬剤を塗布する部分としない部分で大きなギャップが出ないような1剤選定をしています。こうすることで、根本の部分はお客様自身が持っているボリューム感を残すことができ、更に伸びてくる新生部との境目がつきにくくなります。

    リノベーターをプラスすることでケラチン・CMC骨格の補強することができたのも大きな要因です。

    痩せ髪の場合はたんぱく質やCMCが不足していることが多いため、前・中・後処理でしっかりと補い、髪の毛の負担になるものを全て除去し、疏水の状態でお帰しします。
    これは今回に限らず全ての髪の毛に対して意識することであり、1番重要です。

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    榊さんの仰る通りです。
    説明が足りませんでした。

    リキッド剤の場合、短時間水洗が目的です。髪の毛に合った還元剤でしっかりと結合を切ることを優先しているため、この場面ではリノベーターを使用していません。

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    1剤はソニルクリープH:チオ10%にしようかなと思います。塗りやすさと、ウェット時でもわずかにうねりが見られるためチオをプラスします。リノベーターでの減力調整をせずに塗布するので、チオの割合は少し減らします。
    塗り分けが必要ない髪の毛だったとしても、毛先は生活ダメージ等で根本・中間の髪の毛よりも疲れていることがほとんどですのでパワードβ:BYACか特トリでの補強は必須です。

    比較的柔らかく、薬剤の浸透しやすい髪質ですので放置時間の目安は3分。但し、全頭塗布となると塗り始め・塗り終わりの部分ごとに薬剤に晒される時間が異なる為、癖の強いつむじ・後頭部から塗布します。塗布終了時点で薬剤の効きをチェックし、癖の動きが大人しくなり薬剤が十分浸透していると判断した場合はすぐに流しても構いません。

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    はい。
    塗り分けの必要がなければもちろん可能です。

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    クリープの有無についてお答えいたします。

    前回・前々回の工程では浸透の早い薬剤を使用することで1剤放置時間を最小限にし、クリープで反応を高めていきました。

    今回は薬剤の塗り分けをしたかったのでクリーム又はジェル形状のものを使用することをまず決めました。ストレート・カラー履歴に加えて、エイジング毛であることから毛先の保護が必要と判断したためです。
    リキッドタイプに比べると浸透までに時間を有するため、クリープで反応を高めるというよりは、シンプルに1剤をしっかり効かせて中間処理で状態を整えてからアイロン操作に入ろうと思いました。

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    まず、前処理について大切にしていることは“効かせる”というイメージをすることです。
    リトルサイエンティストの処理剤はとても優秀で効果的なものばかりですが、手順として覚えてしまうとただ付けるだけになってしまうため、何をどこにどう“効かせるか”をイメージして行なっています。

    塗布する際は剤を髪の毛1本1本に行き渡らせることを意識します。1度に全ての髪の毛全体に行き渡らせることは不可能ですので、可能な分だけ分け取り丁寧に塗布します。手の大きさや、髪の毛の量・長さによってこの分け取り方は様々です。行き渡らせるためには、髪の毛の形状も重要ですので軽くコーミングをして均しておくことも大切です。
    ミストやフォーム状のものは軽く押し込むようなイメージ、クリーム状のものはなめすようなイメージで塗布していきます。その際、無駄な力をかけたり摩擦をかけるようなことは絶対にないようにします。

    効かせるコツは感じることです。
    まず、現状の把握(見た目、手触り、何が原因でそうなっているか)をしっかりし、どのような状態に持っていきたいのかを明確にしイメージします。
    ダメージの穴にしっかりとたんぱく質を入れ込むイメージで優しく揉み込み、そこに脂質をのせるイメージで滑らせ均します。まずは手の面を使って全体に行き渡らせ、ポイントで効かせたいときや、更に入れ込みたい時は指先を使います。

    処理前にイメージしていたものになり、髪の毛に芯を感じ、滑らかになったと感じたら前処理完了です。

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    榊さん
    今回もどうぞよろしくお願いいたします。

    写真の件ですが、光の加減で明るく写ってしまいました。
    申し訳ありません。

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    ●施術前の髪(や肌)の状態
    ・50代女性 比較的細く柔らかいエイジング毛
    ・全体にウェーブの癖
    ・2ヶ月に1度白髪ぼかしのカラー
    ・半年に1度縮毛矯正
    ・ダメージレベル3程度。毛先に乾燥が見られる。
    ・自宅でトイトイトーイシャンプー・トリートメント使用。

    ●目指す仕上がり
    ・ナチュラルな質感のストレート。
    ・根元のボリュームは無くさない。

    ●施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
    ・トイトイトーイシャンプー/タオルドライ

    ・前処理
    3種混合原液:neoミスト(5倍希釈)→特トリ→チェンジリンス

    ・1剤
    【毛先10㎝】パワードβ:BYAC(1:1)
    【根元・中間】根元2㎝をあけて、ソニルCA-H+ソニルTIO20%+リケラプラス3Dリノベータークリーム20%塗布→ハイライトペーパーでストレート状態を保ち7分放置→チェック

    ・水洗中間処理
    シブミンEX(5倍希釈)塗布→水洗×2→タオルドライ→ヘマヘマ(10倍希釈)→いきいき(5倍希釈)→リケラエマルジョン→ポリK(10倍希釈)→チェンジリンス→キトキト(10倍希釈)チェンジリンス→水洗→タオルドライ

    ・ドライ/アイロン
    リケラミスト→8割ドライ→180度アイロン

    ・2剤
    過水クリーム塗布(ハイライトペーパーでストレート状態に)→10分放置

    ・後処理
    シブミン(5倍希釈)→ヘマヘマ(10倍希釈)→リケラエマルジョン→キトキト(10倍希釈)→チェンジリンス→水洗

    (・カラー/根元グレイリタッチカラー、毛先ハイエマルジョン+東京カラーパレット10%・後処理・シャンプー)

    ・仕上げ
    リケラミスト

    ●各施術工程の意図
    ・前処理
    3種ミスト→穴埋め。
    特トリ→接着、保護。

    ・1剤
    【毛先10㎝】パワードβ:BYAC(1:1)→縮毛矯正履歴のある部分の保護、強度アップ。
    【根元・中間】ソニルCA-H+ソニルTIO20%+リケラプラス3Dリノベータークリーム20%→全体的に濡れると緩まる癖ですが若干の歪みが見られるためチオをプラスしました。ケラチン導入とパワー調整のためリノベーターも添加。

    ・中間処理
    シブミンEX(5倍希釈)→消臭。
    ヘマヘマ(10倍希釈)→還元剤封鎖。
    いきいき(5倍希釈)→ハリコシアップ。
    リケラエマルジョン→CMC補給、熱保護の保険。
    ポリK(10倍希釈)→収斂。
    キトキト(10倍希釈)→pH調整、キューティクル補修。

    ・ドライ/アイロン
    リケラミスト→熱ダメージ予防。

    ・後処理
    シブミン(5倍希釈)→消臭。
    ヘマヘマ(10倍希釈)→デトックス。
    リケラエマルジョン→質感アップ、収斂。
    キトキト(10倍希釈)→等電点に戻す、キューティクル補修。

    ●修正を加えた箇所
    なし

    ●結果及び考察
    エイジング毛への縮毛矯正は不自然に真っ直ぐになりすぎたり、保護に重点を置きすぎると伸びが甘くなることが自分の中での課題でした。今回は根元のふんわり感を残しながら、自然なストレートにできたと思います。ホームケアをしっかりしていただいていることも今回の結果に繋がっていると思います。

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    榊さん
    ありがとうございます。
    次回もよろしくお願い致します。

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    検証結果をお見せしたくて先走ってしまいました(笑)
    すみません。

    榊さんの仰る通り、ストレート感はリノベーターの方が良く出ていると思います。ケラチン骨格の軸がしっかりするような感覚です。BYACは強度やハリが出る為、比べると軽やかな動きが出る印象です。癖を均す程度のストレートやヘアストレッチ、また髪の毛の状態によってこれらの割合を変えてあげると幅広く対応できると思います。

    アバター画像山中麻莉菜
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    クリープの時間設定はウィッグでの検証を経て20分と固定しております。
    10分/15分/20分のクリープ時間をそれぞれ検証し、15分と20分の間くらいが良いと判断しました。サロンワークの兼ね合いからクリープ時間は20分で固定し、ストレート具合は1剤により調整しております。
    遠赤機材を使用しての20分ですので、ない場合は25分程度クリープ時間を設定する必要があると思います。

    クリープ時間の話からは逸れますが、クリープの際に塗布するリノベーターとBYACの割合によってもストレートの質感の違いが見られましたので、1剤同様こちらも求めるストレート具合により調整しております。
    BYACなし又は少ないーしっかりしたストレート
    BYAC多いー強度ハリが出る(動きが出る分癖が多少残る)
    【添付した写真】
    左から
    リノベのみ
    リノベ:BYAC(20%)
    リノベ:BYAC(30%)
    リノベ:BYAC(40%)
    リノベ:BYAC(50%)

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    中間処理を変更した点について、当初は3種ミストでダメージの穴埋め→ハイエマルジョンで収斂しながらCMC補給していく予定でした。お客様からトリートメントのオーダーが入ったため、ストレート工程が終わってからプラスするより中間処理のタイミングで組み込んだ方がまとまりがいいだろうと中間処理を変更しております。

    【3種ミスト】穴埋め

    【リケラエマルジョン】AEDSケラチン導入・収斂

    【特トリ】CMC接着
    を担ってもらいました。

    仕上がりの手の感覚からさらっと軽い質感にしたい場合はハイエマルジョン、しっとりまとまりよくしたい場合はリケラエマルジョンと使い分けをしています。ダメージの程度によってはハイエマルジョンだと軽すぎる場合もありますし、逆にリケラエマルジョンだと重すぎると感じることもありますので髪の毛の状態を診て使い分けます。

    今回はトリートメントのオーダーもあり、しっとりした質感に仕上げたかったのでこちらに変更いたしました。

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